今の世の中、非正規雇用、ボーナス減。税金は上がるけど給料は上がらない。
借金する人も増えるわけです。
誰にでも、家計が苦しくなることはあります。しかし、借金を多く背負ってしまうとさらに苦しくなります。
生活を切り詰めたり、たくわえを使っても将来的な展望も見えないまま、借金を返すのは簡単ではありません。
どうにかして家計をやり繰りして借金を返済しようとしても、限界があります。
今回は、借金問題を夫婦で解決する方法について解説していきます。
夫婦間で借金問題について家族会議
まず、借金問題を妻や夫に話していないというのであれば、心の底から正直に話すことから始めてください。
借金問題を、夫婦で解決していくにも関わらず、心の底からすべて話していないのであれば、お互い協力しながら解決していけるわけがありません。
今まで隠していた人にとって、勇気の要ることかもしれませんが、本日を境としてすべて話してしまいましょう。
まずは現状把握です。
- 今自分の借金はいくらあるのか?
- 何社から借入してるのか?
- 金利や借りた時期はいつなのか?
借金を整理するには自分の状況をまず整理することです。
今の苦しい家計や借金はいつからなのか?
どうしてなのかは履歴を把握しないと始まりません。
明細書を準備する
借金が積み重なるという方は、明細書をしっかりと確認できていない可能性があります。
今、明細書の詳細について聞かれた際、何がどのように記載されているか回答できるでしょうか?
自分がどれぐらいの借金を抱えているか明確に理解できていなければ、返済計画も立てることができません。
借金問題を解決するためにも、今すぐ明細書を探し出し手元に置き、上から順番に読んでいきましょう。
明細書については、自分だけが確認するのではなくて、パートナーにも一緒に確認してもらいましょう。
その方が、自分の一方的な思考ではなく、パートナーの思考も含めた選択肢が見つかる可能性があります。
返済計画を立てていく
ここから夫婦で、返済計画を立てていくことになるのですが、現在の借金の金額と毎月支払える金額を明確化してください。
この状態から、できるだけ具体的に最終的な返済日を計算していきます。
できるだけ毎月の支払いを大きくすれば大きくするほど、返済日が近くなりますので、最大限の数字で計算してほしいと思います。
夫婦の間で返済計画を立てていれば、必ず同じ目標に向かって努力していくことができるでしょう。
節約する方法を考える
最終的な返済日が明確化できたのであれば、どのような方法で節約していくのか、考えていく必要があります。
今まで必要品以外のものを購入していたというのであれば、すべての購入をやめてしまいましょう。
食べ物に関しては、野菜と果物だけで十分です。
人間は野菜と果物だけで、生きられる仕組みになっているので、生活習慣を整えていきましょう。
もし、1日だらだらと生活してしまっていると感じるのであれば、時間の管理を行っていく必要があります。
1日の中で何を行うかすべて決定し、決定した通りに行動していきましょう。
空いた時間に関しては、内職をするなどできることを考えて、どうすれば返済額を増やすことができるか、自分から行動していく必要があります。
節約についてパートナーも協力できると思いますので、事前に相談しておくことが大切です。
精神力と思考力を高める
借金をしてしまう人というのは、精神力が非常に弱かったり、考える力が弱かったりします。
精神力も思考力も弱い人というのは、間違いなく一日の中で行動に誤りがあるのです。
例えば、何もすることがないからという理由でテレビをつけて生活したり、暇だからという理由で一日中寝たりしているのです。
本当に借金を返済する気があるのであれば、テレビを見るような生活は完全にやめて、借金の返済に役立つような勉強をしたり、それと関係するような法律の勉強をしたりしましょう。
自分の生活に誤りがあるのであれば、精神力と思考力を高めて、完全に返済できるようにしていくためにはどうすれば良いのか、今一度考えていく必要があると言えるでしょう。
もし、誤った行動をしていれば、パートナーに注意してもらいましょう。
すぐに諦めてしまう人へ
人生の中で、このような言葉を利用する人を見たことがないでしょうか?
「あー、もうダメなんです。私の人生は終わりました。何もかもダメになりました。どうしようもないんです。」
なぜこのように諦めているのか分かりませんが、自分が問題を起こしてしまった以上、自分なりに解決していく必要があります。
そのような言葉を発したからといって、問題が解決するわけではありません。借金問題を解決したいと思うのであれば、返済するという覚悟を決める必要があるということです。
重要なのは「そのままにしないこと」
そして返済になると途端に、知らんふりというか、何事もなかったような人ごとのように、「ほっておこう」とするんですね。
本当にどうにもならない状態までほっておいて、最終的にどうしよう?というのです。それならもっと早く専門家に相談すべきだったよね、というところです。
しかし、「どうにかしたい」と思っているならまだ望みがあります。
どうでもいいと思うよりよほど良いです。
どうにかしたいと思ってこの記事を読んでいるかと思います。
家族にも内緒で、家計も苦しく、借金も返せない。この悪循環から抜け出すのは専門家の力しかありません。
夫婦でゼロから生活を立て直す方法のまとめ
夫婦間で借金問題を解決していく場合、お互い協力しながら返済計画を立てていくことが非常に大切です。
しかしながら、夫婦間の力では無理だと感じた場合は、最終手段として法律事務所を利用してください。
下記より、債務整理を申し込むことで、信用情報機関に記録されてしまうことになりますが、借金問題を素早く解決していくことが可能です。
今まで督促に困っていたとしても、債務整理を実施すれば債権者が督促できなくなりますので有効に利用してください。