もし、闇金などを利用してしまい、ヤクザみたいな借金回収業者が来た場合は、正しい対処方法によって問題を解決していく必要があります。
当然、闇金などを利用すると、ヤクザなどによる取り立て行為が問題に発展し、法的解決が求められることがあります。
今回は、闇金などを利用してしまった方に向けて、ヤクザと関連している場合の対処方法をご紹介していきたいと思います。
ヤクザの定義とは?
そもそも、一般社会においてヤクザと言われる存在は、どのような存在なのでしょうか。
一般的にヤクザとは、暴力団とも呼ばれており、反社会的な組織だと言われています。このようなヤクザと呼ばれる組織は、他人に向けて暴力行為や脅迫行為などを行うことによって、金銭を得るなどの私的な目的を達成しようとする組織です。
そのため、社会問題となっています。また、ヤクザと呼ばれる組織自体が、暴力的な不法行為などを助長する可能性のある団体として、問題視されています。
このような意味を簡単にまとめれば、暴力などの違法行為を行うことによって、組織として生計を立てている集団だと言えばイメージしやすいでしょうか。
ヤクザの生計の立て方について
ヤクザは、一般的にどのように収入を得て組織の生計を立てているのでしょうか。
上記の説明を見れば分かるように、暴力的な違法行為によって生計を立てているため、まともな仕事をしているわけではありません。
しかし、それだけの説明では、仕事の内容がイメージしづらいため、簡単に解説していきたいと思います。
挨拶料の徴収
ヤクザが様々な店舗を回り、挨拶料という名目でお金を徴収しているということを聞いたことがないでしょうか。
お客様との間でトラブルが発生した場合にヤクザが解決するという名目で徴収しているという説がありますが、どちらにしてもまともな徴収の仕方ではありません。
覚せい剤を売買する
ヤクザなどは、覚せい剤などの違法薬物を売買することで収入を得ています。そのため、覚せい剤などに手を出してしまうと、ヤクザと呼ばれる組織を手助けしてしまうことになるのです。
そこで売買された代金がヤクザのもとに行くので、新しい犯罪につながってしまいます。
人身売買
ヤクザは、人身売買と非常に関係しています。人を誘拐しては、風俗店などに売買し、収入を得ているヤクザもいます。
そのようなことで、組織を運営するための収入を得ているのですから、犯罪の原因になっていると言われても、仕方がないでしょう。
振り込め詐欺
振り込め詐欺の被害額は年々減少傾向にありますが、それでも毎年数百億円規模の被害額が発生しています。
その一部がヤクザ(暴力団)に流れていてヤクザの資金源になっているのです。ヤクザは足がつかないように、「受け子」「出し子」などをバイトで雇い働かせているのです。
ヤクザに対処するための基礎知識
借金問題にヤクザが関係していた場合、証拠がなければ対処することができないということを覚えておきましょう。
ヤクザらしき人が目の前で歩いていたとしても、その人が犯罪を犯していなければ、逮捕したりすることはできないのです。
現行犯逮捕という言葉がありますが、これは、現場で犯罪を行ったという事実が証拠となり、その場で逮捕するという意味です。
言葉の通り、その場で逮捕するための条件が整っているからこそ、その場で逮捕が可能だということです。
このような法律的な決まりごとがある以上、ヤクザのような借金回収業者が現れた場合、違法行為が現れた時点で警察に通報していくことが大切です。
違法行為が行われていない時点で警察に通報しても対処することができません。上記でも説明した通り、証拠がないからです。
違法行為という証拠が逮捕に必ず必要だということを絶対に忘れてはいけません。
警察に通報していく
ヤクザが自宅の前で大きな声を出したり、暴力行為などを行ってきたりした場合は、警察に通報しましょう。
その際、通報したことを、ヤクザに気づかれないようにしてください。
あとは、ヤクザと話をして警察が来るのを待つだけです。これにより、ヤクザを現行犯逮捕することができます。
これは、ヤクザの問題行動に対処するための有効な手段ですので、大変な状況になってしまった場合に限定して利用していきましょう。
法律事務所の弁護士に債務整理を依頼
ヤクザのような取り立て行為が行われるという事実が判明したのであれば、法律事務所の弁護士に相談する事を考え始めていきましょう。
法律事務所の弁護士に債務整理を依頼すれば、取り立て行為がなくなります。
なぜなら、債務整理を依頼した時点で、取り立て行為を行ってはいけないという法的な決まりが存在するからです。
借金は借主が余程悪質でない限り、相談先さえ間違わなければ必ず解決します。状況が悪ければ悪いほど福祉も利用しやすい。困るのは取り立てが厳しくないからと家賃と税金を滞納すること。住む所が無くなるし、破産しても税金の支払い義務はなくならない。早めに相談すれば間違った選択をしなくてすむ。
— 畑 理枝 (@rie_hata) January 13, 2017
債務整理を依頼するというのは、借金問題を解決することにもつながりますが、ヤクザに対処するための有効な手段となります。ここで、ヤクザの取り立てを解決した体験談を紹介しましょう。
ある人からの相談です。
金利の高い闇金で借りた人は、正当な金利で無い場合には過払い金の請求ができます。
しかし、そんなことは気にしてられず、借りれるところに借りてしまったTさん。返済が遅れたときには、ヤクザによる過度な取り立てに困ることになったのです。
消費者金融の間での過度な取り立ては禁止です。取り立ての時間や方法も制限されています。
しかし、借りたほうが訴えたりしなければ警察も動きません。きつかったそうです。精神的にも相当きつかったでしょう。
というのがTさんの言葉。このことがどんなに辛いか、ヤクザなような借金の取り立て。あなたになら分かってもらえると思います。
毎月の、利息分の返済のみ。借金が一切減らなくなりました。取り立ての電話と訪問にびくびくする毎日。
どうしたらいいか、わからない。ヤクザに殺されるんじゃないか?とも思ったそうです。
多額の借金抱えた母子家庭
怒鳴り散らしてるヤクザの取り立て
真夏なのに布団被って震えてた— 2WIN BOT (@2WINBOT) January 12, 2017
カンニング竹山 キレ芸をやるきっかけは借金400万の取り立ての催促がとにかく醜く公演前の朝にまで取り立て屋が家に来て本当にイライラしていた。本音で心の叫びを相方やお客さんにぶつけたらなぜかそれが客に大ウケだった。人生は本当に何が起こるか分からない。だから面白い
— お笑い芸人の名言集 (@shimojobelita) January 6, 2017
まるでサスペンス劇場ですね。でもこのまま、びくびくしていていいのだろうか?そう思ったので、相談することにしたんだそうです。
ネットで検索した「無料相談」。全国規模の有名な司法書士事務所。
消費者金融に嫌われている、債務整理の処理が得意な事務所。
全部相談して、2か所に絞りました。すると、ヤクザのヤクザ違法な取り立ては止めることができますよ、という返事をいただいたそうです。
違法な取り立ては司法書士や弁護士に依頼すると止まる
Tさんの状況。支払いが滞ると、電話と郵便物の嵐です。追い詰められていました。
でも相談した1つの司法書士事務所に委託することにすると、あっという間に取り立てが止まりました。
また違法な取り立てに関する注意喚起もしてもらったようです。それだけで気が楽になりました。払えなかったので非常に助かりました。
また委託した法律事務所からは、もしヤクザの取り立ての連絡が来てもこちらで対応しますので「法律事務所に任せたからそっちと話してくれ」と言ってくれというように、とのこと。
それから電話も封書も来なくなりました。即日で消費者金融支払催促の電話も無くなりました。正直これだけでバラ色になりました、とTさん。
ヤクザな借金取り立てには法律事務所のような専門家の力が不可欠なのです。正攻法で行くしかありません。
相談した法律事務所の方の対応もすごく親切でした、とのこと。やはりなれてるのか、こっちの状態をよく分かってくれているみたいです。
こんな簡単なことで借金の苦しみから逃れられるのなら、なぜもっと早くしなかったのだろうと…Tさんはもっと早く相談すれば良かったと後悔もしました。
しかし良い勉強をしたと思っているそうです。専門家に相談したことで、早期解決したTさんでした。
ヤクザによる借金の取り立てのまとめ
ヤクザが違法な借金の取り立てを行った場合は、下記の手順で対処していきましょう。
- 法律事務所の弁護士に相談する。
- ヤクザに違法行為を受けた際は、警察に通報する。
法律事務所の弁護士に債務整理を依頼することは、絶対条件ですので、借金の根本的な問題を解決し、再びまともな生活を送れるようになりましょう。