ここではカンニング竹山さんの借金についてのエピソードをあげてみましょう。
以前テレビ番組で推定13億円もの借金を抱えたと言っていたお笑いタレントのカンニング竹山さん。
13億円というとサラリーマンではとても返せない額です。
なぜそんなことになって、どのような借金相談をどこにしたんでしょうか。そのお話をご紹介したいと思います。
カンニング竹山さんの借金の経緯
カンニング竹山さんは、あるテレビ番組で13億円の借金を抱えた経験があると話し始めました。
聞けばお父さまが不動産事業を行っていたようです。
そのころは羽振りが良くて、幼稚園に高級外車で送り迎えされていたとか。
バイオリンも習っていたというのですから、びっくりですね(笑)。
今のカンニング竹山さんとは想像がつきません。お坊ちゃまぶりがうかがえます。
しかし、一転、お父様の事業が倒産に追い込まれたといいます。
まさに天国と地獄を見たというところでしょう。階段から転げ落ちるように生活が一変したのですね。
借金問題を抱えてからの周辺の変化
借金がきっかけで家族で逃げ回る日々が始まります。
そのころからお金があったときと、無い時の周りの態度も変わっていくことに気が付いたというのです。(大人な子供です・・・)
そして大きくなった時、父親のその借金を竹山さんが背負わせられることになったとのことです。
借金相談をしようにもどうにもわからない。また借金相談をしたら、また周りに何かされるという不安がよぎっていたのではないかと思います。
しかし散々な思いをしたのち、お父様が他界。
借金問題の解決方法を知らないカンニング竹山さんは、どうすれば良いか対処法が分からなかったようです。
また、誰かに借金相談することで、再び問題が発生するのではないかという思いから、なかなか相談できなかったようです。
ふたたび借金を抱えることに・・・
カンニング竹山さんは、お父さんが亡くなり、借金問題を解決できる専門家を見つけることになります。
結局、借金相談を周りの人と専門家で決めて相続放棄をすることで債務から逃れることができたといいます。
しかし、カンニング竹山さんは、相方の関係で、再び借金を抱えることになります。
法律を利用し、借金問題を解決することも大切ですが、問題に巻き込まれないための知識が必要であることも、この事実から伺えます。
特定調停を利用し借金問題を解決する
相方との関係で債務を負うことになり(おぼっちゃん育ちゆえのことでしょうか・・)結局、特定調停の方法にたどり着きます。
カンニング竹山さんは、債務整理を利用すれば、簡単に借金問題を解決できることを知っていましたが、自分への罰ということもあり、特定調停を選んだようです。
特定調停を進めるために、ほぼ毎日裁判所に通い、債権者に頭を下げました。
調停委員会は中立の立場で物事を進めるので、弁護士や司法書士ほどは相手に対して強く接することは少ないと思います。
特定調停で立てられる返済計画は、任意整理で立てられる返済計画より厳しいことも多いのですが、弁護士や司法書士を依頼するお金がないというのであれば、非常にお勧めの方法です。
しかし、自分で裁判所に行き交渉を進める必要があるため、非常に時間が制約されてしまうことになります。
そのため、平日に働く仕事をしていると、特定調停を行うことは難しいでしょう。
任意整理には、経過利息及び将来利息が付かないという基本で動いているのです。
任意整理と特定調停でどちらが自分に適しているのかということをチェックするいい機会ではないでしょうか。
債務整理を利用し借金問題を解決する
特定調停であればお金も必要ないし、借金問題を解決できて便利だと思ったかもしれません。
しかしながら、特定調停を利用する以上、裁判所に行かなければいけません。
平日働いている人であれば、この法的制度を利用することは不可能なため、そのような問題を解決するのが、債務整理です。
債務整理には様々な方法があり、その中でも任意整理は、裁判所を利用しなくても借金問題の解決が可能です。
金利分が減るだけで十分、借金問題が解決できるというのであれば、依頼金額の安い任意整理が間違いなくお勧めです。
ほとんど法的知識を必要とせずに、利用できてしまいます。
カンニング竹山さんの実話から学ぶ債務整理のまとめ
カンニング竹山さんは、借金問題を特定調停によって解決されていましたが、平日裁判所に行くことが難しいという方は、債務整理をお勧めします。
債務整理の中でも任意整理であれば、裁判所を利用せずに借金問題の解決が可能です。
10%~15%と借金の減額率は低いですが、確実に借金問題を解決していくことが可能です。
法律事務所では債務者の方のために無料相談も行っています。借金問題について気になることがあれば、お気軽にご相談ください。
今は活躍されている竹山さんの例も参考に、相続のタイミングが無いにしろあなたも借金相談を専門家にしてみてはいかがでしょうか。