現在、家族に借金の事実を隠されている方は、どれぐらいいるでしょうか?借金相談をしたらいきなりのことで、されたほうは困ることでしょう。
また、信じられないかもしれないですよね。
しかし、したほうにすれば「一大決心」で借金相談を家族にしているはずです。
もともと借金相談は家族にしたくはない・・・という気持ちはよくわかります。
でも、自分だけでは隠し切れなくなることがあるのも事実です。
そうなると専門家に依頼してない限り、催促の電話や書面が家庭あてに届くこととなります。そしていずれ、ばれてしまいます。
ばれたころにはさらに借金は金利で膨らんでいることも予想できます。
大丈夫なの?このまま家族にもなにか催促がくるんじゃないの?と不安になることもあるでしょう。
「どうして隠していたの!」ということにもなります。
言い出せない気持ちもわかりますが、もう自分で解決できなくなってしまった時には家族へ相談することです。
内心、すべて話してしまいたいという方がほとんどではないでしょうか。
今回は、家族に借金問題を相談する場合のポイントをご紹介したいと思います。
借金問題を家族に話す決心をする
借金の事実を家族に伝えたいのであれば、まず、返済額やいつから借金をしていたのかを正直に伝えましょう。
せっかく話すと決めたのですから返済額をごまかしてしまっては意味がありません。
利用している金融機関や毎月の金利など、詳細を家族に伝えて、謝罪する必要があります。
この謝罪は、借金をしてしまったことに対する謝罪と家族へ隠し事をしてしまったことに対する謝罪です。
非常に勇気のいることですが、いつまでも隠しておくことは不可能でしょう。
対処方法も一緒に話す必要がある
当然ですが、家族に借金の事実を話し謝罪だけして終わってはいけません。
これから、借り入れた借金を返済していく必要があります。
その際、債務整理を利用すれば、借金を返済できると伝えてください。
債務整理は、借金問題が発生した際に、よく利用される法的手段で、返済額を減額できることから多くの多重債務者を助けてきました。
生活するためのお金が足りないという理由から安易に金融機関でお金を借り入れ返済できなくなる方が、後を絶ちません。
このような状態の人を放置していると、返済額が大きくなってしまい、自分では解決できなくなってしまいます。
それでは、再びまともな生活を送ることができませんので、債務整理によって借金問題を解決していきます。
借金問題を抱えても債務整理と呼ばれる法的手段がありますので、家族に借金をしてしまった事情を話し、解決可能だと伝えてください。
結局は借金問題は家族に隠せない
もし、借金の事実を家族に隠していると、自分に様々な問題が発生します。
例えば、携帯の電話の着信音が非常に気になりはじめます。
なぜなら、携帯電話に金融機関から電話がかかってきているのではないかと考えるからです。
もし、その電話に家族が出てしまったら、借金の事実が知られてしまいます。
だからこそ、携帯電話の着信音が気になってしまうのです。
また、郵便ポストが非常に気になる症状が出ます。金融機関から返済を要求する郵便物が届いているのではないかと考えるからです。
そのような姿は、家族から見ると、変わった行動に見えるのです。
そのため、自分がどれだけ隠したいと思っても知られてしまうのです。また、督促の電話が何度もかかるようにな れば、いずれ家族の誰かが電話に出てしまい、間違いなく気づかれてしまいます。
このような状態は、隠そうと思っても隠せることではありません。できるだけ早く、正直に話されることをお勧めします。
最終的な返済額を抑えることができる
家族に借金の事実を隠しながらだと、債務整理がなかなか進まないと思います。
家族に借金の事実を伝えて、すべて話してしまうことで、できるだけ早い段階で債務整理を実施できます。
これにより、遅延損害金による返済額の減額や金利による返済額の減額を実施できるため、最終的な返済額が間違いなく低くなります。
そのため、債務整理を実施したいと思うのであれば、1日でも早い方が良いのです。
滞納した場合の金利は、非常に高いため、絶対に滞納しないと決めておくことが大切です。
法律事務所に債務整理を相談する
借金問題があっても債務整理を利用すれば、解決できることをご理解いただけたと思います。
実際に、債務整理の法的手続きを進めたいのであれば、法律事務所に相談してください。
法律事務所の弁護士に、名前と返済額を伝えて、借金問題を解決したいと伝えれば、債務整理方法を教えてくれます。
債務整理を依頼する場合、弁護士に依頼金を支払う必要がありますが、借金問題を解決できますので、非常に大きな恩恵があると言えるでしょう。
難しい法的手続きなどは、弁護士が代行してくれますので、あなたは、必要書類を準備するだけです。
弁護士から準備するように言われた書類に関して、きっちり準備していれば、後は弁護士が代わりに手続きを進めてくれます。
債務整理が完了すると 、返済額が減額されていますので、決められた通りに、しっかりと返済していきましょう。
借金問題を家族に相談する際のポイントのまとめ
家族に借金の事実を伝えるのであれば、下記のことを心がけましょう。
- 借金に関するすべての情報を公開する
- しっかりと家族に謝罪する
- 返済手段として債務整理があることを伝える
しかし、正直に家族で助け合いたいという形で打ち明けたとしたら、家族はそっぽを向くかもしれません。
それは仕方がありませんが、まずは専門家に相談するからということを伝えましょう。
そのまま黙って過ごしていたら、借金はかさむ一方です。
家族に借金相談をするのはとても嫌だと思いますが、ここは隠す方が自分のためになりません。
借金相談する、そして、専門家に相談することで家族は心を一致することです。
そのあとは専門家の指示を仰ぎに行けばよいのです。
またあなたがもし借金に困っていて、誰にも相談できないということでしたらご家族へは相談する様にしてください。
少なくとも家族に隠し通せる範囲とそうでない範囲があります。
それは専門家に相談してみようという前向きな第一歩ということになるはずです。
借金相談をしないで、たとえばあなたにもしものことがあったら家族はもっと驚き、大変な思いをすることでしょう。
家族ですから厳しいことも、呆れられることもあります。きついことも言うと思います。
しかし、隠し通して首が回らなくなるほうが恥ずかしいと思います。
一番いけないことは放置していることです。
まずは専門家と家族には、隠し事をしてはいけません。
あなた自身が一番それはよくわかっていると思います。
解決の道は隠すことではないのです。専門家に借金相談をすることこそが、解決の道です!