最近は、「レディースキャッシング」という言葉を耳にすることも多くなりました。
要するに女性専用の消費者金融で借りる人も貸す対応の人も女性同士で気軽にキャッシングというやつですね。
しかし主婦が借りる場合、年収や名義はおそらく、旦那さんになることが多いはず。主婦の収入が無い限り、自分名義では借りないはずです。
そんな気軽な女子会のようなノリで主婦専門というか、キャッシングをガンガン「女子専用」
「主婦専用」などといううたい文句で上げている、消費者金融でしてしまったら・・・
近頃、専業主婦の方でも借金を抱える事例を見聞きするようになりました。
借金を抱えるようになった専業主婦は、どのようにして問題を解決するのか気になるところでしょう。今回は、専業主婦のための借金解決方法をご紹介します。
主婦が借金を抱えるのは消費者金融がもっとも多い
専業主婦は、どのような理由で、借金問題を抱えてしまうのでしょうか。
借金問題を抱える専業主婦が多くなっているということに、大きな原因があることが考えられます。
基本的に考えられることとして、専業主婦が安易に消費者金融を利用してしまうということでしょう。
人によっては、借り入れに関して具体的な知識がないため、返済能力がないにも関わらず多額のお金を借り入れるのです。
消費者金融のスタッフの誘導の仕方も悪く、借りてもすぐに返済できると説明するので、専業主婦の方は信用してしまい借金を抱えてしまうということです。
借金問題を旦那さんに正直に話す
専業主婦の方は、収入がないため旦那さんの収入を利用して、お金を借り入れることになります。
もし、旦那さんに借金の存在を隠しているのであれば、正直に話さなければいけません。
正直に伝えることは、非常に勇気のいることかもしれませんが、借金を抱え滞納している以上、このまま何もせずに放置すると借金は増え続けるばかりです。
借金の理由を話し、心から謝罪すれば、旦那さんも許してくれるでしょう。
もしかしたら、既に旦那さんは、借金をしていることを知っているかもしれませんよ。
借金援用ができるかどうか確認する
借金援用と言う言葉をご存知でしょうか。まず債務は時効と言うものが存在しています。払わなくて済む期間があるということです。
借金の援用とは「自分はもう時効がきているから、この借金は消滅しているよ!」と主張することです。
時間がたつと貸しているほうからの請求する権利が消滅するのです。
貸金業者から借りた場合、時効は5年となっています。個人同士の貸し借りの場合には10年とされています。
「ならばほっておけば借金は無かったことになるのね!」
と主婦のみなさんは喜んでいてはいけません。もしあなたの借金の時効が過ぎていたら、「借金時効の援用」の手続きをしなくてはいけません。
時効が来ただけで、ほっておいても時効にならないのです。
最近はそんな簡単に借りれる文句に酔わされて、数年前から借金まみれになってしまう主婦も後を絶ちません。
いわゆる借金まみれの主婦が何年か前から増えているというのです。
長い間払えなくてそのままになっているという借金があったら。主婦のあなたももしかして、援用が出来る可能性があります。
援用の手続きの依頼
まずこの時効ですが、ただ、5年や10年をぼーっと、待っているだけでは借金が消滅しません。
条件としては、借金を返済していない状態が続いていなければなりません。
主婦のあなたが一部でも返済したら、借金の消滅時効は適用されません。
つまり中断となってしまうので気をつけましょう。
借金まみれで1円ずつでも返そう!というものなら残念ながら、その事実が発覚すると援用できません。
もし条件に当てはまっているとしたら、専門家に援用の手続きの依頼をしましょう。
のんびりまっているだけでは、何も始まりません。
しかもその間でも、こんなことがあったら主婦の借金まみれはチャラになりません。
それは「消滅期間途中で、あなたが知らない所で裁判を起こされてる」なんていう時です。
これは意外とわからないことが多いでしょう。
そうならないうちに専門家に依頼をします。
方法はカンタンです。内容証明郵便を相手である消費者金融に送るのです。
自分で記載してもいいですが、司法書士や弁護士に代行してもらえば、まず間違いありません。
相手に本気であなたが払わないと思わせるための専門家を使った本気手段とも言えます。
内容証明は
- 「相手が書類を受け取ったという事実が残る」
- 「履歴が解る」
証明です。
借金まみれの主婦の方、もしあなたが該当しそうな場合は、すぐに弁護士や司法書士に相談してみてくださいね。
債務整理を進めていく
勇気をもって旦那さんに謝罪するだけで終わってはいけません。
謝罪しただけでは、借金問題が解決することはありません。多額の借金問題を解決するためには、債務整理を利用しなければいけません。
債務整理を利用すれば、多額の借金も減額することができます。
債務整理によって借金を減額後、時間をかけて自分で返済していくことになります。
債務整理を利用すれば、今まで返済計画が立たないような生活をしていたとしても、未来が見える生活を送ることができます。
自宅の近くの法律事務所を探す
あなたの自宅の近くに法律事務所はありますか?
債務整理を利用するのであれば、法律事務所に仕事を依頼しなければいけません。法律事務所に在籍する弁護士に仕事を依頼すれば、債務整理に必要な手続きをすべて代行してくれます。
どうしても本人しか集めることができない書類に関しては、自分で書類を準備することになりますので、弁護士の指示通り用意しましょう。
もし、準備書類について、どこで貰えば良いか分からないと感じるのであれば、正直に話して必要なことを教えてもらいましょう。
債務整理を依頼する場合は有料となる
自分にぴったりな法律事務所を見つけ、債務整理について相談したいと思ったとします。
債務整理ついて気になることや事前に聞いておきたいと思ったことを相談する場合、相談自体は無料で実施していることが多いです。
無料相談を有効に利用すれば、仕事を依頼する弁護士の詳細がいろいろと発見できます。
電話やメールで簡単なコミュニケーションを行うだけで、優しい人なのか丁寧な人なのか借金問題の解決経験が豊富なのかということが分かりますので、しっかり事前確認しておきましょう。
もし、仕事を依頼しても大丈夫そうな人であれば、債務整理を依頼してみましょう。実際に仕事を依頼することにる場合は、依頼金額を支払う必要があります。
優秀な弁護士のホームページを確認する
もし、自宅の近くに弁護士がいるのであれば、ホームページを開設していないか確認してみてください。
ホームページにある、住所や実績を確認することで、信頼できる弁護士かどうかある程度分かります。
ホームページを見れば、どのような問題を解決するのが得意な弁護士かということも分かりますので、借金問題の解決が得意な弁護士を探して、債務整理を進めていきましょう。
債務整理を進めれば、信用情報機関という場所に記録されてしまい、一定の期間、金融機関のサービスの利用を制限されてしまいますが、再び借金を繰り返さないために大切なことだと前向きにとらえ、返済額を減らしていきましょう。
主婦の借金問題の解決のまとめ
旦那さんに内緒で借金問題を抱えてしまった場合、今すぐにでも正直に話してしまうことが大切です。
このようなことはいつまでも隠せる事ではありません。
借金を放置してしまうと、金利によって借金が膨らみ遅延損害金によって、最終的な返済額が増えてしまうため、自宅の近くの弁護士を頼り債務整理を進めていきましょう。
債務整理を依頼する際は、無料相談サービスなどを利用してどんな弁護士か詳しく調べてから仕事を依頼するようにしてください。
あとは、弁護士の指示に従い債務整理を進めることで借金を減額していくことができます。