当然ながら今より老後は収入がなくなるはずです。ヘタすると、年金だけになったりする人もいるでしょう。
ただでさえ貧困率が高い老後、借金があったらどうしよう。
これは高齢化社会の今において由々しき問題です。
ただでさえ金がないのに、働けないし、払えないじゃん!ということですよね(苦笑)
高齢者世帯の半分は今、老後貧乏、すなわち高齢者が最低生活基準よりも低い基準で生活している状態です。
将来的にはもっと今より悪くなるでしょう。
今回は、借金問題を抱える方に、借金を残さない将来設計方法をご紹介したいと思います。
老後まで借金が残らないための「将来設計」
まず、老後というものがどのようなものか明確化していきたいと思います。
まず、老後が始まる時期を、老後資金を利用し始める年齢だと考えた場合、65歳からと言えるのではないでしょうか。
さすがに60歳は早すぎると考えられるため、65歳が妥当と言えるでしょう。
もちろん今と同じくらいの収入を得ている人がいたら問題はないと思いますがそんな人は一握りです。
借金のない人でも3000万~4000万の蓄えは無いと生きていけないなどという統計もあり、(嘘みたい?!)
老後の心配と、借金の心配両方しなければならない状態では、いったいどうすればいいのかということになりますね。
また国民年金は減るのみ、しかし介護保険料や健康保険料は上がるとされています。
超暗い話ばかりの今回ですが、これに住宅ローンが残っていたりしたら最悪でしょう。
生活保護の申請も視野に入れないといけませんが、それもせっかく月いくらかをもらっていても、借金が残っていたら全部返済に回すという老後の借金悪循環になりかねません。
老後の借金、やっぱりヤバいです。
老後のために将来設計を考える
老後で大切なものは、社会を正しく生き抜く精神力と、生きていく上で必要な最低限のお金です。
このようなことを考えず、借金を滞納し続けていると、将来生きていくことができません。
しかし、人として正しい選択を行い、節約を意識した生活をすることは、決して難しい事ではありません。
言い換えれば、人として当たり前の行動であり、人としての義務と言えるのではないでしょうか。
この義務を理解せずに、自分が好きなようにお金を利用していると、生きていくためのお金がなくなってしまいます。
自分の収入を整理していく
まず、将来設計をしていくためには、自分の収入はどれぐらいあるか理解しておく必要があるでしょう。
まず、会社から貰えるお金を具体的に把握していきます。
月収と年収を明確にし、毎月の貯金額と年間の貯金額を数値化していきます。
現在、借金をしてしまう人というのは、しっかりとしたお金の管理ができていない可能性が非常に高いです。
そのため、自分の収入とはいくらなのか、自覚する必要があるのです。
自分の収入を理解せずに、買い物をしてしまうと借金依存症になってしまい、結果的に多額の借金を抱えてしまうのです。
借金依存症では老後の生活が厳しい
もし、あなたが借金依存症だというのであれば、将来設計が立たないため、この病気の改善からしていかなければいけません。
借金依存症を解消したければ、自分に必要なものを理解しておく必要があります。
あなたは1年間にどのようなものが必要でしょうか?
人間の体に必要なものは、生きていくうえで最低限の衣服と、水とごはんと野菜と果物と住居があれば十分です。
これ以外のものは買わないと、自分の中で決心していく必要があります。
もし、これ以外のものは絶対に買わないと決心することができ、1年間生活することができたら、あなたは多くのお金を貯金することができるでしょう。
多くのお金を貯金することができたら、自分の老後のお金も必要かもしれませんが、貧しい人に寄付を心がけると良いでしょう。
借金を抱えた生活よりも、しっかりと節約し人に気遣いができるような人生を送りたいと誰もが思うでしょう。
このように素晴らしい老後を迎えるためには、現在抱える借金問題などをすべて解決していく必要があります。
老後までに借金問題を解決する
現在、あなたが借金を抱えていたとしても老後までに借金問題を解決することは可能です。
もし解決手段を知らないというのでしたら、これから説明することをしっかりと理解してください。
まず、借金問題というのは、債務整理と呼ばれる方法で解決できます。
一般的に債務整理は、法律事務所に相談することで手続きを進めることができます。
様々な方法がありますが、最も利用されている債務整理は、任意整理と呼ばれる方法です。
この方法を利用すれば、返済額の10%~15%を、減額することが可能です。
借金を減額した後は、3年ほどかけて自分でしっかりと返済していくことになります。
債務整理の手続きを進め、3年間きっちりと返済を進めていけば、必ず借金問題を解決できます。
万が一あなたが寝たきりになったり、家族のためにお金を使わなくてはいけなくなったりしたら余計に大変です。
お葬式代もお墓代も借金に回さねばならないといった、老後にならないようにすることです。
そこから、将来を見据えて節約生活を始めれば、あなたも素晴らしい老後を歩むことができるでしょう。
老後に借金を残さないための将来設計のまとめ
将来設計を考えて人生を歩むためには、今すぐ節約生活を始める必要があります。
また、借金を抱えているというのであれば、まずは借金問題から解決していく必要があります。
そのためにはまず、専門家に相談すること。しかも早めにです。今ある人はすぐにです!
老後にならないうちに、今のうちに専門家には借金を終わらせる相談をしておきましょう。
そして老後は借金に悩まされない毎日を過ごすことです。
借金を墓場まで持っていく必要はどこにもありません。老後に持っていく必要ももちろんありません。
今のあなたの状態を見直して、アヴァンス法務事務所などの専門家に整理してもらいましょう。それが一番の法則の基本となりますから。
自宅の近くの弁護士に相談すれば、借金問題を解決してもらえます。
無料相談サービスがあると思いますので、まずはそちらで相談し、どのような手続きを進めれば良いか、質問すると良いでしょう。