あなたは、どんな企業のカードローンを利用しているでしょうか。もし、オリコのカードローン会社を利用しているのであれば、過払い金返還請求が発生している可能性があります。
今回は、オリコカードの過払い金返還請求の方法について解説していきます。
オリコカードとは?
オリコは以前からのみずほフィナンシャルグループ支援のもとに、営業を行ってきた信販会社です。
しかしこちらもグレーゾーン金利の撤廃による赤字などで、打撃を受けていることは間違いありません。
どこでも打撃を受けたのがグレーゾーン金利撤廃。でも借りる側からすれば、とり過ぎだったものの修正ですから、当然と言えば当然ですよね。
経営改革としてニコスカードやアプラスなども、オリコに、協力する体制になっているのですが、いまいち革新的な改革には、いたってないようです。
また過払い金に関しての返還姿勢ですが、一応満額までを目安にしているものの「途中の履歴を開示しない」「紛失」などの理由で分断を用いてくる面もあるようです。
スッキリ返してくれるほうが、印象はいいんですけどね。
また昔からオリコの経営には裏社会(消費者金融などは多いですが)が、絡んでいるとのうわさもあり、分断を申し出てきたとしても、以前のように恐喝などで無理やり金利を易くさせるような方法は、現在はとりにくいと思われます。(以前は、あったんですね)
オリコカードの返還基準
オリコカードは、現在でもグレーゾーン金利で運営しているわけではありません。
2007年以前より取引していた人が対象となるため、誰でも過払い金返還請求ができるわけではないということを覚えておきましょう。
また、オリコカードへの過払い金返還請求は、和解から入金までが遅いことや、引き直し計算が分かりづらいなど問題がありますので気をつけておく必要があります。
オリコに対して個人で過払い金請求は厳しい?
例えば、過払い金返還請求を個人で実施したと仮定します。
この場合、個人で交渉を進めたとしても、なかなか上手く過払い金返還請求ができないという現実があります。
しかしながら、個人ではなく、弁護士や司法書士が間に入ると過払い金返還請求によって満額の回収が比較的容易にできます。
これにより、オリコカードにありがちな入金までが遅いという状況を解決していくことができます。
オリコで確実に過払い金を取り戻す方法
オリコの借金については平成19年以前には過払い金が発生する、いわゆる高金利で貸していたので、このころに借りていたと言う人は時効が来る前に必ず引き直しの計算をしてみてください。
それから一つ注意すべきことはオリコの場合、他社カードローンやクレジット契約の保証会社になっていることも多いです。
例えば、車を買っていたりエステでローンを組んでいる場合は、それらのカードと相殺させてしまおうということもありえますので注意したいところです。
また交渉にもっていくよりも裁判を起こして専門家との話し合いを、優先させる企業と言う噂も多くあります。
要するに個人相手よりも、専門家が出てきたら動きましょうという姿勢なのです。
そうなったらこれしかありません。らちがあかないようであれば、早めに専門家に相談しましょう。
1990年以降はグレーゾーンでの金利貸し付けを行っておらず、それ以前の場合には過払い金が発生している可能性があります。
万が一分断をオリコが申し出てきたとしても、それは通帳の引き落としの、履歴があれば大丈夫。このような場合は貸付日などの資料を捨てている、と主張する金融業者も、多いのですが、過払い金を少しでも少なく戻そうとする、悪あがきとしか言いようがありませんね。
また他のショッピングローンの貸付と混じっているなどの、言いがかりをつけてきたという人もいたようですが、これは専門家に任せておけば大丈夫。全部解決しますよ!
専門家への相談にGOです!交渉しにくい金融業者であればあるほど、専門家の知恵が生きてくるのです。
なぜオリコカードは入金までが遅くなるのか
オリコカードに対して過払い金返還請求を行うと、なぜ入金までの期間が遅い傾向にあるのか気になると思ったことはないでしょうか。
これに関して、オリコカードは明確な説明を行ってくれています。オリコカードによれば、毎月の過払い金返還請求に対する予算が決まっているため、計画通りに和解をする会社方針であるということです。
このようなことから、裁判を起こして交渉した方が利息を含めて和解することができ、入金日も早まる傾向があるのです。
任意交渉と裁判による交渉
オリコカードに対して交渉を進める場合、任意による交渉と裁判による交渉では、どちらの方が良いのでしょうか。
もし、入金日などが遅いという理由から任意整理ではなく裁判による交渉を考えた場合、請求書の対応や手続き期間は短いですが裁判を起こしてしまうと、全体的な期間が長期化してしまう傾向にあります。
しかしながら、オリコカードに関しては、裁判を起こさずに交渉した方が満額近くの変換率を実現できるため、非常に理想的だといえるでしょう。
しかし、このとき問題があることとして、上記でも申し上げている通り、入金日までの期間を早めることができないということです。
このような状況から裁判を起こした方が手続き期間を早めることができるため、あらゆる手段を視野に入れておいた方が良いのです。
弁護士に過払い金返還請求を依頼する
もし、オリコカードを利用しているという方で、自分が過払い金返還請求の対象期間に使っていたという方は、1度弁護士に相談してみてはどうでしょうか。
上記の説明を読んだとしても、なかなか簡単に理解できるものではありません。
オリコカードのような過払い金返還請求は、解決実績の高い弁護士に依頼しておいた方が安心して仕事を任せることができます。
弁護士であれば、どうすればオリコカードに対して効率良く交渉することができるのか心得ていますので、事前に交渉ポイントなどを聞いておくと良いでしょう。
そうすれば、依頼する弁護士がどのような知識があるのかということを知ることができます。
オリコの過払い金返還請求のまとめ
オリコカードを利用しているというのであれば、2007年よりも前に使っていた場合、過払い金返還請求が発生します。
払いすぎた利息を必ず戻したいというのであれば、個人で返還請求を行うこともできますが、裁判所に仕事を依頼した方が効率良く手続きを進めることができます。
弁護士などに依頼する場合、最初は無料相談サービスを利用できることが多いため、下記で紹介している弁護士に過払い金返還請求について相談してみてはどうでしょうか。